光老化とその対策

肌にダメージを与えるのは、紫外線だけではない。

地上に降り注ぐ、太陽の光。
太陽光は、私たちの暮らしに多大な恵みをもたらすエネルギーであると同時に、そこに含まれる紫外線(UV)や近赤外線(NIR)等は、肌の老化を引き起こす「光老化」の原因にもなります。合わせガラス用中間膜の技術開発で業界をリードする積水化学のS-LEC(エスレック)™遮熱中間膜は、ジリジリ焼けつくように肌を刺激する太陽光に含まれる紫外線や近赤外線をブロック、老化の原因となる「光老化」のダメージから肌を守ります。

肌の老化の原因 ― その8割は、太陽光による「光老化」

肌がくすむ、張りがなくなる、しみ・しわ・たるみが生じるといった肌の老化ーその原因は、太陽光による「光老化」が8割を占めています。
その証拠に、高齢の方でも、太陽に晒されない部分の肌には、しみ・しわがほとんどありません。さらに太陽光を無防備に浴びることは、肌の老化の原因になるばかりか、皮膚がんのリスクを高めることにもつながります。
太陽光とは?
地上に降り注ぐ太陽光は、紫外線、可視光線、赤外線に分類されますが、そのエネルギーは紫外線が10%、可視光線が40%、そして、残りの50%が赤外線で構成されています。
光老化と太陽光の波長との関わり
これまで肌の光老化は、太陽光に含まれる紫外線の影響によるものと考えられていましたが、近年の研究により、近赤外線も関与していることが分かってきました。光は波長が長いほど、皮膚や体の奥まで到達する性質があります。近赤外線は紫外線よりも波長が長く、真皮や皮下組織、筋膜や筋層にまで到達し、しわ、たるみの原因となるため、紫外線はもちろん、近赤外線に対する対策も重要になります。
紫外線B波(UVB)
表皮では、紫外線B波(UVB)の影響により、色素細胞(メラノサイト)が紫外線を吸収する黒っぽい色素であるメラニンをつくり、周囲の表皮細胞に渡すことで肌を守ろうとします。しかし、過剰に日焼けすると、メラニンが大量につくられ、表皮細胞内にたまってしまうため、しみの原因となります。
近赤外線(NIR)
膠原線維(コラーゲン)と弾性線維(エラスチン)が張りめぐらされている真皮では、肌はピンと張り、弾力が保たれています。しかし、紫外線A波(UVA)や近赤外線(NIR)を浴び続けると、コラーゲンやエラスチンが変成して本来の機能を失い、皮下組織の支えも弱くなるため、しわ、たるみが生じます。

日差しのジリジリ感は、近赤外線サイン

日差しで感じる“ヒリヒリ感”は、紫外線による炎症(日焼け)で、太陽光を浴びて数時間経過した頃から現れます。一方、太陽光を浴びた時に感じる肌の“ジリジリ感”は、近赤外線による皮膚表面の温度上昇が原因であり、皮膚の奥深くに浸透することで、体温の上昇にも影響します。皮膚に“ジリジリ感”を感じたら、無防備に近赤外線を浴びているサイン。注意が必要です。
紫外線による急性の変化は、日焼けで真っ赤になる症状。しわやしみは、紫外線による刺激を慢性的に受け、蓄積してきた結果です。近赤外線による亜急性の症状としては、表面の血管が網目状に浮いてくる火胼胝(ひだこ)が挙げられます。たるみは、近赤外線を慢性的に浴びた結果です。また近赤外線は体温上昇にも影響するので、夏場の熱中症対策にも肌の“ジリジリ感”を感じたら注意が必要です。

近赤外線をブロックし、光老化から肌を守る、S-LEC(エスレック)™遮熱中間膜

S-LEC(エスレック)™遮熱中間膜は、微粒子分散技術により、ジリジリと焼けつくような太陽光に含まれる近赤外線を遮断し、「光老化」から肌を守ります。
合わせガラス用中間膜の技術開発で業界をリードする積水化学の S –LEC(エスレック)™フィルム。積水化学は遮熱中間膜の豊富なラインナップを揃え、一枚の中間膜に多様な機能をもたせることで、その可能性を拡げています。

ソリューション

光老化に対して、合わせガラスを通じたソリューションを提供します。

  • 遮熱
  • プレミアムUVブロッキング
遮熱
S-LEC(エスレック)™遮熱中間膜は、日射しによる温度上昇を軽減し、外の暑さに関わらず車内をより快適に保ちます。積水化学による一般的なガラスとの遮熱体感度を比較した調査では、94%の人がS-LEC™遮熱中間膜による効果を実感しました。
プレミアムUVブロッキング
UV-Aは皮膚のより深い部分にまで到達するため、長時間・大量に浴びることで肌にダメージを与え、炎症を起こしたり、皮膚の老化を早める恐れがあります。 S-LEC(エスレック)™プレミアムUVブロッキングフィルムUA01を使用した合わせガラスは、UV-Aをしっかりカットし、紫外線対策を必要とする人の肌を守ります。