自動車合わせガラスソリューション
自動車用途向けPVB中間膜

合わせガラス用中間膜

PVB中間膜を使用した合わせガラスは、その飛散防止機能から安全性や防犯性が求められる自動車ガラスのフロントガラスやサイドドアウィンドウ、ルーフガラスなどで広く採用され、PVB中間膜はガラスの可能性を広げる選択肢として注目を集めています。積水化学の合わせガラス用PVB中間膜、S-LEC(エスレック)™フィルムは、多彩な機能と価値を提供することが可能です。
・透明性 – クリアな視界を保持
・安全性 – ガラス破損時の飛散を防止、衝撃を吸収
・防犯性 – ガラスの破壊・貫通を遅延
・UVカット – UVを99%以上遮断
・デザイン – カラーやグラデーション
・遮熱 – 車内・建物内の快適性を向上
・遮音 – 外から入り込む騒音を遮断
・ヘッドアップディスプレイ – 映像を鮮明に投影

自動車ガラス用中間膜カタログ

合わせガラス用中間膜S-LEC™フィルムは安全・防犯・紫外線(UV)カットといった機能に加え、遮音・遮熱(IRカット)・デザイン・ヘッドアップディスプレイ(HUD)対応など様々なソリューションを提供します。

フォーム記入後すぐにカタログへのリンクをお送りします。
一部資料は英語版のみのご利用になります
この登録はいつでも解除することができます。

自動車ガラスソリューション

電気自動車 電気自動車

電気自動車(EV)は、省エネや地球環境保護の観点に加え、その先進性から急速に普及しています。

EVは自動車ガラスのデザインにも変化をもたらしています。従来のクルマとは異なり、EVではフロントガラス・ルーフガラス・リアガラスが一体のガラスとして見えるようなデザインが増えています。これによりガラス面積が大きくなり、より多くの太陽光を車内に取り込むことになります。積水化学は、ガラスに遮熱や遮音性を加えることによりドライバーや同乗者に快適性を提供するだけではなく、省エネ化によりクルマの走行距離の延長に貢献します。積水化学は、サステイナブルなドライビングを実現する様々なEVガラス向けソリューションをそろえています。

パノラマルーフ パノラマルーフ

サンシェードを取り外したパノラマルーフガラスは、従来のルーフシステムと比較し、運転席や助手席のスペースも広くとることができ、部品点数が少なく環境にも配慮した自動車ガラスです。

パノラマルーフにより、車内を明るく照らしドライブ中の天気も楽しむことができます。ガラスには低ヘイズ、快適性につながる遮熱性、そしてガラス大型化に伴い外から入ってくる騒音を低減することが遮音性が求められます。パノラマルーフの性能向上と様々なデザインを実現するため、遮音や遮熱機能だけでなく幅広いカラーとグラデーションラインナップを用意しています。

デザイン デザイン

ガラスに色を付けることは消費者への訴求点の一つになります。積水化学は、自動車ガラスにニュートラルグレーや様々なダークカラーなど、カラー中間膜を提案します。クルマのコンセプトに合わせて、自然な色合いの様々なカラー中間膜を用意しています。

カラーガラスコレクションで実際のガラスをご確認いただけます。また、バーチャルリアリティ(VR)ツールを使い、カラー中間膜を使用したフロントガラス、サイドドアガラス、ガラスルーフとクルマとの組み合わせや、その見栄えを体験頂けます。

遮熱 遮熱

S-LEC™遮熱中間膜は、透明性と車外への視認性を十分に確保しつつ、太陽からの赤外線と紫外線(UV)をカットし、車内を涼しく快適にするPVB中間膜です。フロントガラスだけでなく、サイドドアガラスやパノラマサンルーフなどの全ての自動車合わせガラスに搭載することができます。

S-LEC™遮熱中間膜にはL、AN01、AN02の3種類の遮熱グレードがあり、小型のエコノミーカーから高級車まで幅広く採用されています。熱を抑えるだけでなく、電気自動車の省エネにも貢献します。また、金属反射フィルムとは異なり、携帯電話などの電磁波通信を妨げることはありません。

遮音 遮音

合わせガラス用遮音PVB中間膜、S-LEC™遮音中間膜は、交通騒音や風切り音などの車外からの騒音を遮断し、ドライバーや同乗者が車内での会話や音楽を楽しめる快適なドライビング環境を提供します。

S-LEC™遮音中間膜は、別の中間膜技術との融合により、遮熱やプライバシーカラーといった様々な機能・デザインとの組み合わせも可能です。

ヘッドアップディスプレイ ヘッドアップディスプレイ

安全運転は、自動車メーカーやドライバーにとって最も重要な要素の一つです。自動車用ヘッドアップディスプレイ(HUD)は、道路から目を離すことなく、より安全な運転に貢献することができます。消費者にナビゲーションや安全警告などの表示コンテンツが受け入れ、現在、多くのクルマでHUDが採用されています。

標準的なフロントガラスでは、プロジェクターの画像が光の屈折により二重像に見え、視認性が低下してしまいます。S-LEC™くさび形中間膜は、光の屈折をコントロールすることで画像を鮮明に投影することを可能にし、2画面表示HUDや拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR- HUD )など、様々なHUD用フロントガラスに採用されています。

プレミアムUVブロッキング プレミアムUVブロッキング

UV-Aは、長期間浴びることで人の肌へダメージを与え、炎症を起こしたり老化を早める可能性があります。また、車のシートやダッシュボードなどの内装部品も劣化する恐れがあります。S-LEC™ プレミアムUVブロッキングフィルムを搭載した自動車用合わせガラスは、その高い紫外線カット性能から、人の肌やクルマの内装を守ります。